PPC-LOG

主にリスティング広告をはじめとするWeb広告、マーケティング関連の記事を書いています。

UGCを汲み取った広告が持つ影響力について

先日こんなツイートをしてみたところ意外と反響があったので、今回はそれに注目し、 何故、「UGCを汲み取った広告が影響力を持つのか」について、簡単に概要をまとめ、掘り下げていければと思います。

 

 

 

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ベースとなる「お客様の声」

以前にもお話しした通り、「お客様の声」はサイト上に設置してもみられなくなってしまうこと、効果が弱くなっていってしまうことが少なくなくありません。例えば商品、サービスについて知りたければ、SNSで検索すればすぐわかりますし、実店舗ビジネスであれば、必ず1度はGoogle Mapで検索したりするはず、その時にレビューを見れれば十分なのです。(下記記事にて詳細記載)

 

www.ppc-log.com

 

また上記記事の中で、【良くないお客様の声】と【良いお客様の声】の事例として、次の2つの図を提示しました。

 

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今回ご紹介する「UGCを汲み取った広告」は、主に、上記図「LPの外に飛び出している」に該当するものとなります。

 

UGCとは

そもそもUGCとは何のことを示すのでしょうか。

UGCとは...

インターネット上でユーザーが生成し投稿されたコンテンツを表す「User Generated Contents(以下、UGC)」という概念は、日本では2007から2008年頃に登場しました。UGCとは、ユーザーの手によって制作・生成されたコンテンツの総称で、FacebookやInstagram、Twitter、ブログ、写真共有サイトなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNS)に投稿されたコンテンツのほか、クチコミサイトに投稿された感想や、通販サイトの商品レビューなども含まれます。

 

ユーザー生成コンテンツ「UGC」とは? 広告やマーケティングに与える影響を考える」より引用

 

つまりは企業側が関与していない、ユーザーが独自に作り上げたコンテンツを示したものになります。(一部レビューなど、企業がステマ的に投稿したものも含まれているかとは思いますが、ここではそれは無視します)

 

UGCを広告に取り入れた街頭広告

実はUGCを取り入れたCRM最大化を図った広告を先日Twitterで見かけました。

バーガーキングについて意図せず呟いたらそれに公式が反応し、それが建設中の窓に張り出されるという...海外では割とぶっ飛んだ広告事例の多いバーガーキングですが、いよいよ国内でも面白いことをし始めましたね...。

 

ch.togetter.com

 

ちなみに特に面白いのが、この呟いた当事者の方、この騒動以降かなりバーガーキングに対して好意的な反応を示されています。

 

 

 

 

どうやら、しっかりとオープン当日に伺ったようです。

 

また下記のように、実際に寄せられた価格.comのレビューをピックアップした街頭広告も存在するようです。実際に街中で見かけたら、ちょっと目に止まりますよね。

 

 

モーメント機能を応用したTwitter広告

UGCを汲み取り成果を出している広告は、何も街頭広告だけではありません。Twitter広告において、モーメント機能を駆使し、実際に広告配信してユーザーから高評価を経ているケースもあります。(今日はそれをメインでお話ししたいのです...) 

 

 

 

UCG事例ではありませんが...こんなものも。

 

 

モーメント機能については下記ご参照ください。

mag.app-liv.jp

 

要点について

では何故、このような広告がユーザーからの高評価に繋がるのでしょうか。どのような商材だと相性が良いのでしょうか。下記にて要点を3点に分け、整理してみました。

 

要点1.Twitterとの相性の良さ

Twitterは文字文化ツールとなるため、言葉にできない高級感や、質の良さを伝えるよりも、言語化可能なスペック重視のものの製品情報、サービス情報の拡散に向いているツールであると言えます。また簡単なテキストと画像、動画の共有も可能なため、ロケーション情報などの共有にも向いている側面があります。

 

そのため、文字情報で伝達可能なスペックを内包した製品、テキストで差別化感を訴求できるサービス、位置情報含むロケーション情報が含まれたイベントなどの宣伝、拡散にオススメです。

 

要点2.作り物ではない、盛った感じがしないツイート

モーメント機能は好きなツイートを設定し、表示の優先順位も設定可能ですが、それはあまり多くの方には知られていません。また、ツイート1つ1つは素朴なものも多く、それが直接購買に結び付くとは考えにくいものも少なくありません。しかし、数があれば説得力、納得感、安心感が芽生えるので、それはその点で調整している気がします。1つ1つのツイートで盛ってしまうと、少し違和感のある、ステマっぽいコンテンツが出来上がるだけで終わってしまいます。そのため、作り物感を出さないのも、重要なポイントではないかと考えられます。

 

要点3.モーメントは広告配信中も調整可能(微調整が必須)

 

上記モーメントは、実は広告配信中も調整可能です。通常Twitter広告はテキストや画像情報を変更できません。しかし、モーメントを活用したTwitter広告の、モーメント箇所だけは例外です。モーメント内容は修正可能なのです。過去のリツイート、いいな数などを引き継いだまま。

 

実はツイートをエゴサーチし、良いツイートがきたらそれをモーメントに取り入れるといった微調整が、このモーメントを活用したTwitter広告のパフォーマンス調整の鍵になっているのではないかと思います。このように、他のTwitter広告とも少し特性が違い、面白い側面もあるかと思うので、ぜひ商材的に展開可能であれば、一度お試しください。

 

最後に

少しだけ気になるのが、モーメントに追加されたユーザーは何を思うのかといった点です。一部には「広告に使用されるのは嫌だな」と思うユーザーもいるのではないかと思います。モーメントは自身のツイートが使用された場合、通常通知される仕様となっています。事前に承認を取り付けることができれば、もしかすると都合が良いかもしれません。またもし、良いモーメント機能を活用したTwitter広告の事例がありましたら、ぜひ教えてください。この記事に追記する形でご紹介いたします。(Twitterでリプライください)

 

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