リスティング広告を触ってる人のブログ|PPC-LOG

主にリスティング広告をはじめとするインターネット広告、マーケティング関連の記事を書いています。

運用型広告で見落とされがちな、増税に伴う変更必要箇所について

今回の消費税増税は過去の増税と比べても異なる点がいくつかあり、その特殊性から様々なトラブルが起こる可能性を想定していたものの、私の知る限りではスシローの一件ぐらいで、他には大きなカートトラブル、レジトラブルも殆ど起こっておらず、日本のエンジニアによる技術力の高さには驚かされるばかり。

 

tech.nikkeibp.co.jp

 

また今回の増税は軽減税率や、キャッシュレスによる還元などもあることから、想定以上に消費の冷え込みが感じられず、安堵しているマーケター、EC担当者も多いのではないだろうか。

 

本記事では、そんな安堵の最中の広告運用者が、おそらく見落としているかもしれない、増税による見落とされがちな変更箇所について、いくつかピックアップしてご紹介していきたい。

 

「見落とされる」であろう箇所について把握しておくことで、大きなミスを未然に防ぐ他、本記事がきっかけとなり、未然にクライアントとの信頼関係にヒビが入るといったことや、社内での広告運用者の信用が損なわれてしまうような事態を防ぐことに、本記事が貢献できれば誠に幸いである。

 

f:id:sbgx:20191006194334j:plain



 

 

私の方でピックアップした、増税による見落とされがちな変更箇所は全部で5箇所ある。無論、これら以外にも変更が見落とされる可能性がある箇所が存在している可能も非常に高いため、この下記の事項を確認し、「大丈夫だ」と広告運用者各人には安心しきらない形を、強くオススメする。

 

見落とされがちな増税に伴う変更箇所について

 

下記にてご紹介していきたい。

 

(1)送料記載ミス

まず1つめにあげられるのが、送料記載ミスである。今回の増税は商材によっては8%のままのため、送料のみ変更されるクライアントも多く、例えばマーチャントセンターの送料価格設定の変更などが、見落とされてしまう可能性は非常に高い。サイト上に記載されている送料と、マーチャントセンター上の送料が異なる場合、広告配信が停止してしまう可能性は極めて高い。例えば送料設定は1プライスの場合など、10秒もあれば確認、変更可能な項目である。念の為、今一度確認される事をオススメする。

 

 

(2)広告文ミス

基本中の基本ではあるものの、一応ここでも指摘をしておく。広告文に送料や商品の税込価格を記載している場合、割引価格、割引割合を記載している場合、これらが変更の対象になる可能性は高い。注意が必要だ。

 

前述にて「一応」と記載した通り、この点に関してはどの広告運用者も警戒し、入念な確認を行い広告文の切り替えなどを既に実施済みだと思う。ただし、例えば今回、旧価格表記の広告文を一時停止とし、アカウント内に保持した場合、何かの機に再度ONにしていしまい、再度旧価格での広告配信がなされてしまう危険性については、意外と見落としがちである。

 

特に審査落ちが発生しやすい商材の場合など、頻繁に広告のON・OFF切り替えを実施する場合など、旧価格表記が含まれている広告は決してONにしないよう、旧価格表記を含む広告は事前に削除しておく、あらかじめラベルを貼り再度絶対ONにしないようにする、などといった対策を講じておくとより良いのではないかと思う。

 

 

(3)バナーミス

前述したようなテキスト情報の場合、Excelによる一括確認などが確認なため変更箇所が見落とされるといったことは起こりにくいが、バナーは特にサイズが小さいものなど、意外と見落とされてしまいそのまま継続配信されてしまう可能性が高い。アカウントが膨大な場合など、目視による確認が困難なケースも多いとは考えられるが、クレームトラブルなどに繋がる可能性も高いため、念の為運用中の全てのバナーを確認し、特に価格記載があるものは注意して確認することをオススメする。

 

 

(4)動画ミス

前述「(3)バナーミス」同様、動画の中に含まれている価格についても、意外と見落とされがちである。特に価格は見落とさずとも、送料が含まれている場合に見落としてしまうなど、惜しいミスも起こりうるように思う。

 

バナー同様、動画も膨大なアカウントの場合、確認することが困難なケースも多いように思う。特に例えばfacebookの動画は確認したが、「Google広告におけるRDA(レスポンシブディスプレイ広告)に紐づいていたYouTube動画までは確認していなかった」といったケースも起こりうるように思う。動画の場合は特に1つずつ確認する必要性があり、膨大なアカウントの場合は特に時間を要するケースも多いと考えられる。

 

ケースバイエースだが、もしこの点に不安があるようであれば、上司に相談するなどして、人員を投入し、人海戦術で確認作業を行うなどするのも1つの手であるように思う。

 

(5)広告表示オプションミス(特に価格表示オプション)

最後に、広告表示オプションミスについて触れておきたい。意外と広告表示オプションに送料を記載している場合も多いため、変更見落としなどを招きかねない。また特に価格表示オプションは税込価格を記載しているケースも決して少なくないため、特に念入りに確認することをオススメする。

 

最後に

 

今回は私の主観で、「見落とされがち」と判断した箇所を5箇所指摘するに至ったが、前述した通り、それ以外にも見落とされがちな箇所はサイト、サービスによって存在していると考えられる。

 

例えばメッセンジャー広告の自動返答文の文言や、商品フィードなど、正直例を上げ始めたらキリがない。クライアントによっては、ユニークな変更箇所があるケースもあるだろう。広告運用者一人一人が、自分の案件の性質を正しく理解し、認識していればこれらの見落としはゼロにすることが可能である。特に価格はデリケートなポイントでもある。今一度改めて色々と確認される事をオススメする。

 

Twitterはこちら

 

twitter.com