PPC-LOG

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広告運用者のキャリアの話

今日は「広告運用者のキャリアの話」をしたいと思います。年末年始や年度末前に、今の仕事との向き合い方を考える、そんな広告運用者の方も多いかと思います。そういった方にとって、この記事が1つの思考材料になれば幸いです。
 
実は自分自身、広告運用がある程度できるようになってからしばらくの間、会社(広告代理店)に所属し、チームで広告運用をすることに対して非常に違和感を感じていた時期がありました。
 
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率直に言ってしまえば、
「今の体制のままやっていくよりも、他の代理店で実力試ししたいな」
「フリーランスという選択肢はどうなのだろうか」
「インハウスの方が、広告運用に集中できるのでは?」
 
などといったことを考えていました。
 
また、だいたい3年目ぐらいから、すでに3年以上の経験のある運用者の方であればわかるかとは思いますが、外部からの甘美な誘いは確実に増えてきます。
Twitter経由でのお仕事依頼DMだとか、辞めた人から突如facebookメッセンジャーが届いたりだとか。ただし自分の場合はある時期を過ぎたあたりから、「自分の場合、広告運用は代理店に所属しチームで行った方がいいな」と悟り、今でも広告代理店に所属し、広告運用をしています。 
 
広告運用者のキャリアは、実はそれほど多くありません。
 
自分が今まで出会ってきた人をベースに、4分類にしてみました。

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4分類を細かく見ていくと、次の通りになります。

 

①スペシャリスト...フリーランスの運用者の方など、広告運用にリソースを割いている割合が高い人。マネジメントや組織育成に対する興味関心は比較的薄い。

②ハイブリット...運用型広告に関する知識、知見、経験がある広告運用担当者以外の職種の方(広告代理店の営業担当者、サイト制作者などに多い)

③教育者...広告代理店において社内の運用者の育成を担当している、または社外の運用者に対して教育サービスを提供している人。

④経営陣 ...運用経験のある経営者・経営陣。

 

自分自身、①の傾向が強いと思っています。実際フリーランスの方ともコミュニケーションを取る機会が多いのですが、代理店に所属している方と話す時よりもウマが合うことも珍しくありません。また退社された方と飲みにいったりなどすると、「まだ独立していない!?」とむしろ驚かれたりしています。しかしながら、自分はフリーランスの方のように、自分であらゆる事務的処理をこなしたり(一部外注するのであれば他人に指示を出し)、手数料を交渉したりするなどといったことまで一人でこなしながら、今のレベルの広告運用が出来るとは考えていません。

 

もちろん、やろうと思えば時間をかければできると思うのですが、正直しんどいのが目に見えているので嫌です。

 

また自分の場合、誰か他の運用者と喋りながらアイディアを練り出し、広告や施策案を作り出すことが非常に多く、それらはフリーランスになると実行できなくなることが想定されます。自分の今のスタイルを突き詰めていった末にある形(フリーランス)よりも、今の形が理想的だったりしたのがよくわかったので、そのように舵を切ったのです(この結論に至った時以来、自分は少しでも組織に貢献できるよう、②③に少しでもシフトしていければ...と考え始めている段階です)

 

当然適性がある属性を突き詰めて進んでいった方が楽ですし、精神的なストレスも少なく、理想的といえば理想的ではあるのですが、自分の場合、自分の能力に対しても、非常に懐疑的でした。そして、理想は全く具体的なものではありませんでした。

 

例えばフリーランスとして活動を開始するとして、何歳までフリーランスを続けるのでしょうか。5年でしょうか、10年でしょうか。法人成りも視野に入れたフリーランスからのスタートでしょうか。自分が常に運用者として、最盛期のままのポテンシャルを維持し続けられるでじょうか。老眼や腰痛といった悩みを抱えず、常に管理画面に向き合い続けられるでしょうか。この辺りのことを考えた結果、自分の中ではますます独立、フリーランスといった選択肢は小さくなっていきました。もちろんこれは、自分個人での話です。

 

「勝負がしたい」

「◯年で法人成りさせる」

「覚悟はできている」

「社会のために、理念があって広告運用がしたい!」

 

それらは大いに素晴らしいことだと思いますし、フリーランスとして独立するには十分な心意気、理想だとも思います。ただし自分の場合は上記のことを自問自答した時に、明確にためらいがあったので、「その程度の思いなら考え直そう」と思っただけの話です。

 

そして今現在、フリーランスとしての独立などを視野から外し、専門知識を高めつつ、上記②③で必要とされる知識を実務の中で学べる環境(広告代理店)で、仕事を今後も続けていければと考えています。

 

また自分自身はキャリアプランを考えた上で行動する必要性は必ずしもないと考えていますが、今の仕事を突き詰めた結果、どこにいたるのかが薄っすらとでも見えているのと、そうでないのとでは雲泥の差で、今の仕事に対する取り組み方にも良い影響があるのではないかと考えています。 

 

もし、この記事を読まれた方が、自身のキャリアについて悩んでいらっしゃるのであれば、自分の今一番やりたいことが何のなのかを考え、自分の将来像をうっすら思い浮かべつつ、自分の考えを何よりも最優先にさせていきながら後悔のないように、長期休暇などを有効活用しながら、ゆっくりと考えて頂く形を強くオススメします。

 

自分の人生は、人に委ねるべきものではありません。

 

 

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